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母が倒れた3

ICUの家族待合室で手術の終わりを待つ

ICUに到着すると、家族待合室に通された。

テーブルとソファー。説明用なのか電源の入っていないPCやモニターはあるが他は何もない。

そんな部屋で父と二人待つ。

女医さんが来られ、

術後にCTを撮るための同意書の記入を求められた。

そういった書類を書くということは手術はうまく進んでいるのかな? 

淡い期待。まだわからないけど。

少なくとも今命は繋がれているんだと思った。

またしばらくたって看護師さんが来られた。

終わったわけではなくICUの面会時間などの説明だった。

手術終了

何もない時間を過ごし、18時頃に手術に参加されていた先生が来られ、説明があった。

お話の中では”重症”っていう言葉が何度も出てきた。”重症”なので何か変化があればすぐこちらから連絡しますと。

まず、前に書いた救急車が最初の病院に運ばれず、この大病院に運ばれた理由は、

救急隊員さんの判断で、母の状況からこの症例を対応できるのは心臓血管外科がある病院でないといけないということ。

それを聞いて、救急隊員さんの判断がなければ母はもういなかったかもしれないと思った。

心から感謝。感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。

手術は予定通り終了したということ。術後のCTでは脳梗塞は見られないが、

脳梗塞をおこして時間がたってからしかCTに反映されないとのことで、まだどうなるかはわからないとのこと。

心臓から脳につながる首の動脈や、肝臓につながる動脈も裂けていた。

まだどういう後遺症があるかないかなどはこの先に徐々に様子をみていかないとわからないとのこと。

まずは命を取り留めていただいたことに感謝と尊敬しかないです。

この時は早ければ明け方にでも麻酔を覚まして手足の動きなどを見るだろうとのことでした。

帰りに母に会わせてくれた。たくさん管がつながり目を閉じている母をみて涙が溢れてしまったが、

ここで母に会えたことこそ幸せであり、先生方のご尽力あってのことなのだ。

出血で再手術

が、その夜23時ごろだったか先生から電話が鳴った。

「手術をした人口血管の結合部からの出血が止まらず、再手術をします。」

また心タンポナーデだそうだ。

大丈夫なんだろうか。なかなか寝付けず。昨日一日ほとんど食事もとれなくて胃が痛かった。

明け方2時過ぎに病院から電話あり。しかし私の大失態。お休みモードにしていたので連絡に気付かず。

後から父にかかっており、父から手術が終わった連絡だと聞く。

そして朝の9時また病院から連絡あり、今は落ち着いているが、再手術をしたため、麻酔を覚ますのは先延ばしになり、早くても昼頃だと聞いた。

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